はじめに
小学生の頃から、作文、読書感想文、手紙…文章を書くことが好きでした。
毎年手帳を買って、日記をつけるようになったのが高校生の頃。
その後大人になるにつれ、日々のやるべきことに追われていくうちに続かなくなり、続けられないことが苦痛に感じてしまいました。
しかし、結婚、出産後に腰椎椎間板ヘルニアになったのを機に、また書きたいと思うようになったのです。激痛で外出することがつらく感じてしまっていた時、家の中でも楽しめる趣味がほしい。それがきっかけでした。
『書く習慣』は書きたいけれど書けない人におすすめ!
大好きな文房具を使い、文章を沢山書きたい。
娘が日々成長する姿を記録に残したい。
考えるだけでワクワクが止まりませんでした。
しかし、いざ書こうとすると、何から書こう?
構成や手帳のページ全体のバランス…
そもそもどんな手帳が私には合うのだろう?
色んなことが頭の中でループし、益々書けなくなってしまったのです。
そんなとき、SNSでたまたま目に留まったのがいしかわゆきさんの『書く習慣』(クロスメディア・パブリッシング)でした。
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この本には、「書くこと」について、とても楽しく、わかりやすく、自由に、
でも確実に書かれています。特に心に残ったフレーズが以下の三つ。
1自分語りをするために書いていい
2意味づけをするのは読んだ人
3『こんなことを考えていたんだね』
(P285 「書く習慣」をつくる52のコツまとめ より)
何を書こうか迷ってしまった時、自分が今この瞬間に感じていることをそのまま書けばいい。なぜそう思うのかを問いただしながら書いていくうちに本当の自分の気持ちが見えてくる。
そしてその気づきを周りに発信してみる。
『こんなことを考えていたんだね』という、周りの反応が返ってくる。
「書くこと」は、自分と向き合い自分の気持ちに気が付くことであり、「書いた内容」は自分ではなくそれを読んだ他者が感じることであるから、自分は書く前から内容を考えなくていいということに気が付いたのです。
この本を読んでからは、何も気にせず、自分の思うままに書けるようになりました。自分の体調や気持ちの変化がどのタイミングで起こるのかということもわかりました。「書くこと」は、自分の生活習慣を見直すきっかけにもなります。
まとめ
いかがでしたか?普段生活していて、書くことが好きだけれど、何を書けばいいのかわからない。
なんとなくもやもやとした気持ちがするけれどそれがはっきりしなくてイライラすることがある。
本当はもっと他者に言いたいことがあるけれど、うまく伝えられずにいる。
そう思いながら日々を過ごしている方は多いのではないでしょうか?
そんな時にこそ是非、この本を手に取ってみてほしいです。
きっと、あなたにしかできない、書き方、思いの伝え方が見つかるはずです。
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