くどうれいんさんと言えばこの３冊！まずはこれ読んで

はじめに

おはようございます。最近、うだるような猛暑が続いていましたが、少し涼しくなり、過ごしくなったような気がします、、、！！梅雨明けまでもう少しですかね。私は毎日熱さをしのぎながら、娘とベランダプールの毎日が始まりそうです♪

皆さんも、暑さ対策は万全に！！夏ならではのイベントを楽しんでくださいね☆

さて、今回はじめじめして雨で外に出る気にもなれなくなってしまう、、、そんな梅雨の時期におすすめの作品たちを紹介します！！

くどうれいんさんの三作品、『うたうおばけ』『虎のたましい人魚の涙』『コーヒーにミルクを入れるような愛』です。読んだきっかけは、本屋でたまたま手に取り、あらすじを読んで「なんだか面白そう！」と思ったこと。

皆さんは、なんとなく身体がだるかったり、やる気が出ない時はありませんか？私はあります、、、ものすごく、、、くどうれいんさんの作品は、そんな時にこそ、パワーチャージができる作品です。

くどうれいんさんを取り囲む、個性豊かなご友人たちとの日常をつづった短編エッセイです。エッセイといっても、小説のようなエッセイといった方がいいかもしれません。ご自身の日常の中での出来事や考えたことが、ユーモアたっぷりに、楽しそうにつづられている作風です。

『うたうおばけ』同様、短編であらゆる日常の出来事がつづられていますが、主に「働くということ」に焦点をあてて書かれています。まだくどうれいんさんが会社員でもあり、作家でもあった時のハードな日常です。

「働くということ」と言いましたが、それだけではなく、「何かを一生懸命頑張っているということ」と言ってもいいかもしれません。私は専業主婦なので働いていませんが、日々の育児や家事はなかなか思うようにはいきません。梅雨の低気圧に押しつぶされそうになることだってあります。

そんな時に、『虎のたましい人魚の涙』は、「今私は頑張っている！！」と胸を張っていいのだと思わせてくれます。

こちらの作品も、短編で日常の出来事がつづられています。くどうれいんさんの作品の良さの一つは、色んな作品に色んな人や出来事が登場して、あらゆる方面から出来事を垣間見れるところかもしれません。

そして、主に「書くということ」「結婚するということ」に焦点があてられています。会社員の仕事を辞め、書くことがくどうれいんさんにとってどういうことなのかがよくわかったり、ご主人との結婚生活のエピソードも登場し、ほっこりとした気持ちになったりします。

個人的には最も共感できる内容になっており、思わずうなずきながらあっという間に読んでしまいました、、、！！

いかがでしたか？くどうれいんさんの作風の面白さは伝わったでしょうか。読んでいて思わず笑ってしまったり、色んな日常の楽しみ方があると気づかされたり。私自身、とても充実した読書時間をさせて頂きました！！是非皆さんもこの機会に、日常の楽しみ方を再発見して、本格的な熱さ到来に備えませんか？