始めに
おはようございます。前回同様、1週間ほど早寝早起きの習慣が続いております。
朝が一番頭がすっきりしていて、ブログを書くのにはもってこいの時間だということに気が付いたのです📚
しかしながら、早起きしているせいか、昼過ぎになるととてつもない睡魔に襲われます、、、
娘もまだまだお昼寝はしてくれるので、一緒に休めていいのですがね。寝ても寝ても眠い夏。
まだまだ続きそうです、、、!!
さて、今回は初めましての作家さんの作品をご紹介します。長月天音さんの『キッチン常夜灯』です。シリーズで2作品が文庫本で発売されています。
SNSで発見し、ついつい足を運んでしまいそうになる、隠れ家のようでどこか温かい雰囲気の表紙にまず惹かれました。読んでみるとその表紙のごとく、やるせないことも多くある日々の中で、本当の自分を取り戻せるような場所、それがキッチン常夜灯なのだと感じました。
日々、頑張っていることが報われない、相手に伝えたいのに伝わらない、、、
そんな風に思うことがある方には、特におすすめの作品ですので、是非最後までお付き合いください♪
長月天音さん『キッチン常夜灯』
主人公のみもざは、職場で突然店長を命じられたり、自宅のマンションが火事に見舞われてしまったりと、自分の望み通りにいかない苦境に立たされてしまいます。あることがきっかけで訪れた、キッチン常夜灯。そこでであった城崎シェフと堤さん、常連客たち。何度も通い、彼らと話をしたり、シェフのおいしい料理に舌鼓を打つうちに、みもざは大切なことに気が付き始めます。
自分の思い通りになっていないと感じても、実は自分を中心に日々が成り立っている。そのわけを実感できる1冊です。
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長月天音さん 『キッチン常夜灯 真夜中のクロックムッシュ』
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『キッチン常夜灯』で主人公となったみもざの同期、つぐみが今度は主人公となります。ひっそりと隠れ家のように建っているビストロ、キッチン常夜灯。仕事でのあり方や恋人との関係性に悩むつぐみ。ある日、みもざがきっかけとなり、キッチン常夜灯に足を運びます。最初は同期がきっかけとなり訪れた場所が、いつの日からか、自分にとってなくてはならない場所になっていく。どんなに便利な世の中になっても、人と人とのつながりが生み出すものはやはりなくしてはならないと実感します。
まとめ
いかがでしたか?上記の2作品に共通する最大の魅力は、どんな苦境に立っても、キッチン常夜灯での出会いや気付きを経て、自分なりに前を向こうとする彼女たちの姿勢なのではないでしょうか。私自身も、「頑張ろう」と背中を押されるような気持ちで最後まで一気に読んでしまいました!!
日々過ごしていれば、頑張っているのに報われない感じがするということもあったりしますよね。納得がいかないまま継続を強いられているような気持になることだってあります。そんな時にこそ、是非一度小休止して、自分らしくいられる場所でページをめくってみて頂きたいです。
読み終わったとき、あなたなりに継続していける方法が見つかるかもしれません。
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