絵本のような小説が読みたい方必見!まずはこれ読んで!

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はじめに

こんにちは。またしても間隔が開いてしまいました、、、

最近、夏らしい気候の日が増えてきましたね!!快晴の青空の下、思いっきり外でお出かけを楽しみたくなる季節。熱中症なども増える時期なので、水分補給や休憩もこまめにセットにして、、、楽しみたいところです。

さて、今回ご紹介する作品は、以下の二冊です。どちらも標野凪さん作で、まるで絵本を読んでいるかのような優しく可愛らしい表現が印象的な物語です。また、新型コロナウイルス流行後ならではの内容となっている点も注目ポイントです。

皆さんは、新型コロナウィルス流行後、暮らしの中で最も変化を感じたことはありましたか?

きっとその変化は違えど、誰もが何かしらの変化を感じるきっかけとなった大きな出来事でしたよね。

慣れない変化の中で、大きな戸惑いや不安、怒りを感じた方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?そんな負の感情を落ち着かせ、優しい気持ちにしてくれる本の一部として、是非読んで頂きたいです。

絵本のような癒しの表現

シリーズ作品となっている二冊。どちらも店主、そろりが営む喫茶ドードーが舞台となっています。

本の最大の特徴は、そろりの動作や店の雰囲気、環境の様子が丁寧に、細かく書かれている点です。

それもただ書かれているのではなく、絵本のような優しく語り掛ける表現で書かれているので、読んでいて飽きないし、思わず頬が緩んでしまうような感覚に浸れます。

人との距離感も自分の暮らしも大切に

そしてこの二作品はただ優しく癒されるだけではありません。新型コロナウイルスの流行により、人との距離感を見直し、どうやって付き合っていくのか、自分にとって何が大切で、大切なものを手放さない手段はあるのか。私たち人間にとって、残酷だけれど最も重要なことを忘れてはいけない時代がやってきたのかもしれないと思わされるような一面もあります。

物語の中で、各短編ストーリーの登場人物たちは、まさに私たちと同じようなことで悩み、日々を過ごしています。その暮らしの中に登場する、そろりと喫茶ドードー。のんびりマイペースでおっちょこちょいな一面が感じられる店主と、自然のぬくもりを活かした癒しの空間に出会い、登場人物たちに変化が訪れるのです。

優しいだけじゃない、確実に前を向ける店主の名言

そして店主のそろりは、一見のんびりしているように見えるのですが、その暮らし方の根底にはやはり「自分の暮らしは自分で大切にしよう」という思いがあるようです。その証拠となる名言がこちら!!

自分が自分をいたわってあげなくて、誰がいたわるんですか?

(『今宵も喫茶ドードーのキッチンで。』P128)

まさに自分のことを一番大切にできるのは自分であるということを言っているのでしょうね。

まとめ

いかがでしたか?上記の二作品は自分の価値観や暮らしを見直すきっかけに読むのにもってこいの内容となっています。日々悩みの種になりがちな人との関わり。物理的にも距離感が求められたことで、今までとは違った関わり方をしている方もいらっしゃるかもしれませんね。その分、自分の暮らしを大切にできているでしょうか?時にはあなたにとって手放したくない人達との時間を大切にしながら、自分のことも大切に暮らす。あなたならではのちょうどいい心地に気が付くきっかけに!是非手に取ってみてほしいです。

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